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2023年4月5日(水)

  • コラム

地域密着型工務店でのリフォーム

リフォームを行う際に工務店やリフォーム会社のどちらでも行うことができますが、今回は工務店を利用した場合のリフォームのメリットについて紹介していきたいと思います。
初めに、家づくりにおいて工務店とはどのようなものであるかというと、木造住宅の建築やリフォームに特化した地域密着型の建築会社であることが多いです。

大手ハウスメーカーに比べて、広告や住宅展示場などで目にする機会が少ないと思います。
そのため工務店の特徴を理解し、どういったものなのかを見極めていけるよう今回は紹介していきたいと思います。

■工務店にリフォームを依頼するメリット

1.リフォーム会社に比べて設計費用が低価格である
工務店はデザイナーが在籍しないことが多いため、デザインの専門ではない職人と依頼者自身でデザインアイデアを出していきます。
デザイン性を重視しない分、リフォーム会社に比べて、低価格で設計を依頼することができます。

比較として、リフォーム会社の場合はデザイナーやカラーコーディネーター、インテリアコーディネーターといった専門知識を有しているスタッフが数多く在籍している場合が多いです。
そのため、工務店に比べてリノベーションのデザインの選択の幅は広げることはできるが、その分工務店に依頼するよりも費用がかかってしまいます。

2.柔軟なリフォーム注文に対応してくれる
工務店は依頼主と実際に施工を行う職人とリフォームの内容に関して直接相談する場合がほとんどです。
また、小規模かつ地域密着型の建設会社であるため、依頼主の意見を柔軟に汲み取り希望通りのリフォーム内容として反映させることが可能です。

加えて、地域に根差した会社が多いため、リフォーム後も長く対応してもらえる場合があり、住宅に問題があった際はすぐに対応してもらうことができます。

■工務店にリフォームを依頼するデメリット

1.設備や設計の選択の幅が少ない
工務店の主な業務は設計ではなく、リフォームの施工です。
そのため、設備の仕様や設計の守備範囲が狭いため、限られた範囲の中でリフォームの設計を行っていく必要があります。

また、デザインに関して工務店はノウハウが少ないため、デザインにこだわりがある場合はデザイナーを多く抱えたリフォーム会社に依頼する方が良い場合もあります。

2.工期が延びてしまう場合がある
地域に密着した工務店は小規模である場合が多く、明確に細分化された工程管理を行うことが難しいため、リフォームを行う際の工期が実際よりも延びてしまうケースもあります。
工期が延びてしまうことで、仮住まいの費用が追加でかかってしまうため、その場合も考えて依頼する必要があります。

■良い工務店を見極めていくポイント

1.注文者の希望に丁寧に対応してもらえるか
依頼者の要望を汲み取りつつ、工務店独自のスタイルに当てはめながら希望通りのプランを提供してもらえるのかを判断します。
優良な工務店ほど依頼者の要望を上手く引き出すことができます。

2.地元での評判を確認する
工務店は基本的に地域に密着した建設会社であるため、評判の悪い会社は仕事が難しくなってしまいます。
そのため長い期間地域で活躍している工務店ほど、安心してリフォームを依頼することができます。

評判のよい工務店ほど、リフォーム後のアフターサービスも期待できます。
リフォームをおこなった部分だけでなく、実際に住んでみてから発生した不具合にも迅速に対応してもらえる場合があることも心強いです。

3.リフォームの実績が豊富なのか確認
リフォーム工事の実績だけでなく、新築の注文住宅の実績やリノベーション工事、大手ハウスメーカーの下請け実績といった、多岐にわたって工事の実績があるかどうかを確認します。
リノベーションだけでなく新築の工事実績など多岐にわたって実績が豊富なほど安心してリフォームの依頼することができます。

4.地域のショールームをに見学する
実際に工務店が実施をしているリフォームやリノベーションのショールームに参加してみることで、どのような製品を提供しているのかといったことや実際のリノベーション費用の相場を確認することができます。
工務店のスタッフや会社の雰囲気を実際に感じることができるので、ショールームを活用することで事前に工務店の様子や実績を確認することができます。

■まとめ

費用の面や希望通りのリフォームを行いたい場合は地域密着型の工務店を利用することをおすすめします。
工務店に依頼する場合も一長一短がありますが、どのようなものが工務店によって得ることができるのかを理解することで自分の希望に叶うリフォームを行っていきましょう。

また、費用や品質、信頼性を確保するためにも、自分の目で良い工務店を探し、見極めていく力が必要になります。
住宅という生活の中心の場であるからこそ、後悔の無い家づくりを目指ししょう。

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