Blog

ブログ

2023年3月8日(水)

  • コラム

リフォームにおけるメリットとデメリットとは?

どんな家でも長年住んでいれば劣化してくるものです。
経年劣化はもちろん過度な使用による劣化も考えられます。
そんな時におすすめなのがリフォームです。
外壁や内装、設備など様々な部分をリフォームで修繕できるため、わざわざ建て壊す必要が無くメリットも多いです。
今回は、このリフォームに関するメリットや流れなどについてご紹介します。

□リフォームのメリットデメリットとは?

家全体を建て替えるという方法もある中で、わざわざリフォームを選ぶメリットはどこにあるのでしょうか。

*メリットについて

メリットは、「住み慣れている家の思い出を残せる」「コストを抑えて施工ができる」「仮住まいがいらない」の3つです。

1. 「住み慣れている家の思い出を残せる」
建て替えやリノベーションにおいては、家全体を取り壊しそこから新しく建てなおすため、現在住んでいる家の雰囲気がほとんど変わってしまいます。

例えば実家の場合だと長年住んでいるため、愛着があると思うので丸ごと取り壊すのは寂しいと感じる方もいらっしゃると思います。
リフォームであれば今まで住み慣れた家の雰囲気を残しつつ、必要な部分のみを修繕できることが魅力です。

2. 「コストを抑えて施工ができる」
特に建て替えやリノベーションは、家全体を取り壊して新しく建てなおすことがほとんどなので、その分施工費用が増えるのは避けられません。

一方でリフォームの場合、基本的には必要部分のみに絞った修繕工事なので家全体の取り壊しは必要無く、自分たちが修繕したい箇所だけの施工費用で済みます。
そのため、費用面ではかなりコストパフォーマンスが良く、建て替えやリノベーションが厳しくても、リフォームなら手を出せるという方も多いのではないでしょうか。

3. 「仮住まいがいらない」
建て替えやリノベーションは大規模工事になるので、その間住む場所である仮住まいが必要です。
仮住まいを用意するための時間、そして引っ越しや家賃などにそこそこの費用が必要になってしまい、負担に感じる方もいらっしゃるとおもいます。

しかしリフォームの場合、部分的な工事のため仮住まいが必要無く、それに伴う費用も必要ありません。
無駄な時間と費用が必要ないのが魅力的です。

*デメリットについて

デメリットは、「間取りやデザインを大きく変えられない」「家の基礎部分までは施工ができない」の2点です。

1. 「間取りやデザインを大きく変えられない」
リフォームはあくまでも一部分に特化した工事なので、間取り全体やデザインを大きく変えることは難しいです。
現時点での部屋の数・位置や各場所のデザインに不満がある方の場合、望み通りの工事ができない可能性があることに注意しましょう。

2. 「家の基礎部分までは施工ができない」
リフォームは表面的な工事に留まるので、家の基礎部分の工事、つまり耐震工事や構造部分の変更はできません。
構造部分から工事をして、家全体に工事をお望みの方の場合、リフォームはあまりおすすめできません。

□リフォームのおける失敗例とその対策について

*家族同士・施工業者との間での確認不足

リフォームはお金をかけて家の一部分を修繕する工事ですので、家族全員で満足いく結果に終わらせたいですよね。
しかし家族同士でリフォーム内容や箇所についての要望をすり合わせていない場合、工事後に不満が出てくる可能性が高いです。

思っていたリフォーム内容と違っていたり、余分なリフォームがされてしまったというケースがあります。
加えて、施工業者ともきちんと話し合えていないことによって、自分たちの要望が叶えられなかったという失敗例もあります。

これらはコミュニケーション不足で起こる失敗例なので、対策としてはリフォーム前には家族同士での要望や現状の不満についての話し合い、そして施工業者に対しては自分たちの要望をしっかりと伝え、疑問点は解消することで解決できるでしょう。

*イメージと違った

リフォームを行う際に、写真やサンプルだけで判断してしまうと、リフォーム前のイメージとリフォーム後の実物が異なる場合があります。
イメージとズレているとせっかくリフォーム自体が成功しても、きちんと満足できないまま終わってしまいます。

そのため、実際にショールームや同じリフォームをした知り合いの家を見せてもらうなどしてイメージをよりリアルにしましょう。

□リフォーム施工業者の選び方のポイント

1. 過去に同様の施工実績があるかどうか
自分たちが希望している種類のリフォームを、依頼先の施工業者ができるかどうかはすぐには判断できません。
過去の施工実績を見て、きちんと経験・成功しているかを確認しましょう。
経験・成功している施工業者の方が安心・安全に工事を行ってくれます。

2. 自分たちの要望に合わせてくれるか
顧客によって、費用を優先したい、見た目を重視したい、機能性にこだわりたいなどの軸は異なります。

そのため、きちんとこちらの話をヒアリングし、要望に沿った提案をしてくれる業者を選びましょう。
業者側の特になるような提案しかしない業者は、悪徳業者の可能性が高いです。

□まとめ

リフォームは、建て替えやリノベーションと違い、部分的な修繕に特化しています。
それに伴って費用面や時間の節約になることに加え、思い入れのある家を残せるというメリットがあります。
家の修繕をお考えの方は、ぜひリフォームをご検討ください。

ブログ一覧