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2023年3月1日(水)

  • コラム

無垢材を用いたフローリングについてご紹介します!

最近は家づくりに用いられる素材の種類が増えてきており、自然素材も例外ではありません。
自然素材を用いた住宅は自然独自の暖かみを感じられ、快適に過ごせます。
自然素材のうちの一つで無垢材というものがあり、その使用例に無垢フローリングというものがあります。
これは天然の木を用いたフローリングで、非常に肌触りがよく暖かみも感じられます。
今回はこの無垢フローリングについてご紹介します。

□無垢材を用いたフローリングのメリットとは?

無垢材をフローリングに用いるメリットは、「オリジナリティを出せる」「木の暖かみを感じられる」「調湿性能がある」「床冷えしにくい」の4つです。

1. 「オリジナリティを出せる」
基本的に木から切り出した無垢フローリングは、木目が全て違うのでフローリングのデザインにオリジナリティを出せます。
そのため自分たちだけの無垢フローリングを実現でき、特別感を持たせられます。

2. 「木の暖かみを感じられる」
自然素材ならではの木の暖かみを感じられます。
肌触りも良く、香りも良いので普段の生活が快適になるでしょう。

3. 「調湿性能がある」
木は調湿性能を持っているので、部屋の湿度をちょうどよく保ってくれます。
例えば夏は湿気が多いので吸湿し、冬は乾燥しているので湿気を放出してくれるのです。
木でできた無垢フローリングにはこのような隠れたメリットがあるので一年を通して快適に暮らせます。

4. 「床冷えしにくい」
無垢フローリングはその性質上、暖かさを保ってくれます。
というのも木は空気をたくさん含んでいるので、床の下の方から上がってくる冷気を遮ってくれる特性があるのです。
これが断熱材のような役割を持ち床冷えをしにくいので、特に冬には寒さを感じにくくなります。

□無垢材を用いたフローリングのデメリットとは?

次はデメリットについても見ていきましょう
デメリットは、「変形しやすい」「キズが付きやすい」「水に弱い」「メンテナンスが必要である」の4つです。

1. 「変形しやすい」
メリットの部分でも申し上げたように調湿性能があるがゆえ、木材が伸びたり縮んだり膨張したりしてしまいます。
日常生活でフローリングがこうなってしまうと歩く際に違和感があったり見た目が悪くなってしまうので避けたいですよね。

このデメリットは施工の際に適切な対応をすることで予防できます。
元々水分の含有量が少なく、かつ強度が高い無垢フローリングを選ぶことで変形を抑えられます。

2. 「キズが付きやすい」
一般的に使われている合板フローリングは固い場合が多いのでキズが付きにくいのですが、無垢フローリングの場合は比較的柔らかいことが多いのでキズがつきやすい傾向にあります。

ただしすりキズやへこみがつきやすい一方で修復しやすいという一面もあります。
キズはやすりで、へこみは水やアイロンで目立たなくできるので、もしキズやへこみができても自身で修復できるのです。
ただ、やはり最初からキズやへこみがつかない方が良いに越したことはないので、素材選びの時点でこだわることをおすすめします。

3. 「水に弱い」
無垢フローリングは水を吸収しやすいのですが限界があります。
限界を迎えると膨張や反りの原因になり、最悪の場合はそこからカビや雑菌が繁殖する原因にもなるのです。
そのため、できるだけ無垢フローリングを濡らさないように保ち、もし濡れてしまったらすぐにふき取るようにしましょう。

4. 「メンテナンスが必要である」
先ほども挙げたように、キズが付いた際はやすりで削ってオイルで塗装するなどのメンテナンスが必要です。

自然由来の木材のきれいな木目を維持するためには、このようなメンテナンスを定期的にしなければいけません。
普段の清掃・メンテナンスが面倒に感じる方には厳しいかもしれません。

□無垢フローリングを選ぶ際のポイントとは?

無垢材といっても色々な種類があるので選び方も重要です。
ポイントは、「肌触りや質感で決める」「室内との組み合わせを意識」「施工実績のある施工業者を選ぶ」の3つです。

*「肌触りや質感で決める」
木は種類によって硬さや色合い、肌触りが異なるため、無垢フローリングを選ぶ際はこれらのポイントを意識して選ぶことをおすすめします。
実際に素材を見たり触ったりして確かめましょう。

*「室内との組み合わせを意識」
室内において床の占める面積は非常に大きいもので、インテリア全体に対するイメージのベースになります。
そのため家具やインテリアのデザインに合わせたり、空間ごとに木材の種類を変えたりすることで雰囲気を変えられます。

*「施工実績のある施工業者を選ぶ」
無垢材を用いる施工は普通の工事よりも難しいという特徴があります。
反りといった木の変形を考慮した高い技術が求められるためです。
そのため経験豊富な施工実績を持つ業者を選ぶことで失敗する可能性を抑えられます。

□まとめ

無垢材である木を用いた無垢フローリングを導入することで、家に自然の暖かみをもたらします。
また調湿性能もあり、床冷えも防げることから、日常生活における快適性も抜群です。
これから家づくりをお考えの方は、ぜひ無垢フローリングを検討してみてください。

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