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2023年2月15日(水)

  • コラム

注文住宅の間取りを決めるときのポイントや注意点をご紹介します

注文住宅を建てるときに1番悩むのが、間取りだと思います。
後から間取りを変更するのは、大変な場合が多いのでできるだけはじめから理想通りに建てておきたいところです。
そこで今回は、注文住宅の間取りを決めるときのポイントと注意点をご紹介します。

□間取りを決めるときにチェックするポイントをご紹介!

はじめに、間取りを決めるときに押えておきたい基本的なポイントをご紹介します。

1つ目は、動線です。
特に、家事動線と生活動線を意識した間取りにすることをおすすめします。
生活動線であれば、個室・リビング・洗面所の距離が近いほうが、朝の身支度をスムーズにできるでしょう。
さらに、朝は家族みんな時間がありませんので、できるだけそれぞれの動線が被らないようにすると、より快適になります。

また、リビングや個室からトイレに行きやすくしたり、来客時にリビングを通らず個室に行けるようにすることも考慮すると良いでしょう。

家事動線の場合、買い物から帰ってきたとき、玄関からキッチンが遠いと重い荷物を運ぶのに苦労してしまいます。
そのため、できるだけ玄関からキッチンにすぐ行きやすいようにしておくことをおすすめします。
また、洗濯機・洗濯物を干す場所・衣服の収納場所の3箇所も近距離にあると毎日の家事が快適になるでしょう。

2つ目は、収納量です。
具体的に家族の持ち物を思い浮かべて、収納場所の数や高さ、奥行きを考えておかなければ、散らかりやすいお家になってしまう可能性が高いです。
収納場所の数ももちろんですが、使いやすさにも意識することをおすすめします。

3つ目は、音への配慮です。
近所に交通量の多い道路や線路がある場合は特に、自室の位置に気をつけましょう。
夜に騒音が気になって眠れない、勉強に集中できない、などのトラブルが起きかねません。

4つ目は、採光です。
リビングに明るさがあるか、西日が眩しすぎないかなど、採光を適切に確保できる間取りを考えましょう。
位置ももちろんですが、窓の大きさによっても光の入り方が変わります。

5つ目は、風通しです。
基本的に、ひとつの部屋に2方向の窓を設けることをおすすめします。
また左右だけでなく、上下の風通しがあると、より快適なお家になります。

6つ目は、コンセントです。
これらは後から増やすのが大変なので、十分な量を確保しておくことをおすすめします。
テレビの位置やキッチン家電の使用場所、スマホを充電する場所など、普段のライフスタイルをイメージして決めると良いでしょう。

7つ目は、視線です。
プライバシーが守られた間取りであるか、確認しておきましょう。
例えば、扉を開けたときに通行人からの視線が気にならないか、来客時に他人にあまり見られたくないところに視線が届かないかなどが挙げられます。

8つ目は、安全性です。
小さなお子様や高齢者が家族にいる場合は特に、安全性への配慮が求められます。
階段に手すりがついているか、車いすが通れる幅か、しっかり確認しましょう。

□間取りを決めるときの注意点をご紹介!

以下より、後悔しがちな間取りの決め方から、注意点をご紹介します。

1つ目は、流行りの間取りをよく考えずに取り入れることです。
間取りにも、その年によって流行りがあります。
もちろん魅力的なポイントも沢山ありますが、取り入れるときにはデメリットも十分に理解した上で決めましょう。
理想だけで取り入れてしまうと、後から後悔しがちです。

2つ目は、今の状況だけを想定して間取りを決めることです。
住み替える予定がある方であれば問題ありませんが、注文住宅を購入する方の場合は、そうでない方の方が多いかと思います。
そうなると、子供が大きくなったときや、両親と同居することになったときなど、将来のことも想定して間取りを考える必要があります。

どうしても今だけに注目しがちですが、10年後20年後も快適かつ安全に暮らせる家であることはとても重要です。

3つ目は、デザイン性を追求しすぎてしまうことです。
自分好みのお家にできることは注文住宅の大きなメリットですが、こだわりすぎて実用性を損ねてしまう可能性があります。
例えば段差が多すぎたり、窓が少なかったりすると、普段の生活に支障をきたしてしまうでしょう。
デザイン性と実用性のバランスがとれた間取りにすることをおすすめします。

4つ目は、外構を考えずに間取りを決めることです。
間取りは、建物の外構にそのまま影響します。
つい家の中の間取りを重視してしまいがちですが、ガレージや門扉から玄関までのアクセスの良さも、住みやすさに大きく関わります。
また、ガーデニングをする予定がある方は予め水道管を設置しておく必要があるでしょう。

□まとめ

今回は、注文住宅の間取りを考えるときに踏まえておきたい基本的なポイントと、注意点をご紹介しました。
実際に暮らしてみないと気づきにくい部分もありますが、できる限り事前にイメージして改善しておきましょう。
また、その際は将来のことも考えることを忘れないようにお気をつけください。

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